活動報告

成田市議会リポート

令和4年6月議会 一般質問について♪

 

みなさんこんにちわ♪
また少しお時間があいてしまいましたが、
いかがおすごしだったでしょうか?
梅雨入りしてから少しづつ湿気がすごいじめじめした日が続いていますね。
照りつけるような暑さでなくても、湿気だけでも犬は熱中症になるので
議会の合間をみながらうちのプードル達も徐々にカットチェンジです♪

さて、先日の議会では防災について質問させて頂きました。
内容についてメインとなるのは以前にもお話したようにペット同伴避難所について

2018年の西日本豪雨以降、ペットと一緒に避難することのできる避難所を
開設する自治体が増えています。
今回の一般質問を行うにあたって、既に開設されている6自治体を
(岡山県総社市、熊本県熊本市、福岡県久留米市、福島県福島市、広島県尾道市)
調査させて頂きました。
千葉県では唯一市川市のほうで現在整備を検討されているとのことです。

ペット同伴避難所について成田市の見解は、
避難所で施設内にペット同伴スペースを設けることは、ペットを飼われていない方との
トラブルにつながるため、先進事例を調査研究していくとのことでした。

ですが、すでに開設されている熊本市では、2016年度の熊本地震の時からペットの問題が課題としてあがっており、令和2年度の豪雨の際、暴風雨が続く中でペットの屋外管理は難しいとのことでペット同伴避難を受入れた経緯があると伺いました。そこで下記のことについても伺いました。

 

Q. 現状ペットの災害対策については同行避難ということで、避難所運営マニュアルを拝見いたしますと、基本的に外でのケージ管理になっているかと思います。今回他自治体に色々とお聞きした中で、熊本市などは令和2年度10月台風の中で、ペットは外での避難であったが、暴風雨により屋外での受け入れが困難であると。そういった中で、同伴避難を受入れた経緯があるとお聞きしました。災害の種類、そして季節によって、私は外での管理はとても困難である状況がやってくると思います。屋外の状況が荒天となった場合等の対応などもきちんと考えていくべきだと考えますが、現状どのように対応を考えているのか見解をお尋ねします。

A.本市においては避難所でのペットとの同居は禁止としているところですが、他の避難者の理解を得たうえで、可能な範囲で風雨をしのげる場所でペットの避難スペースを確保したいと考えております。避難所ごとに施設の形状や利用可能範囲が異なりますので個々の状況により対応を検討してまいります。

 

令和元年、成田市も一連の災害により大きな被害をうけました。
その際一軒、一軒、家を周り被災状況の確認と緊急時には避難を呼びかけていくなかで
ペットを飼われている方々の多くが、避難所にいってもペットと一緒に避難ができない。それであればもう少し様子をみようと思う。と答えられました。
この経験によりペット同伴避難所を整備する重要性を痛感し、今回の質問に至っています。
現状の指定避難所はペット同行避難を可能としていますが、
ペットの避難所が駐輪場や軒下では、日ごろから家族として生活している飼い主にとっては
安心してペットと避難できる状況ではありません。勿論、私達飼い主も日ごろからペットとの災害対応についてきちんと学ぶべきであります。しかし、避難環境を整備し市民の命を守る自治体の皆様におかれましては、ペットの命の先には、飼い主である人間の命がある。
と強く認識していただきたい。とこのように思っています。
年々災害リスクが高まる中で、飼育頭数が増えここまで
「ペットは家族の一員である」という意識が一般的になってきている以上、
大規模な災害が発生した場合、各避難所においてもペットをどうするか
という事が絶対に課題としてあがってくると思います。
先進都市の事例をみると、
事前にきちんと整備して頂くことで現在懸念されていらっしゃるトラブルも回避できるのでは
と感じました。
引き続き先進事例を調査しながら、整備を求めていきたいと思います!

↓↓先進事例の取りまとめです↓↓
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取りまとめ

みて頂きありがとうございました♪